奥村まゆみさん

京都市
「祇園 をちょぼ」女将
料理の頻度/いまは仕込みの日だけ
高村歴/2年

祇園生まれ祇園育ちの京おんな。肩書きは和風バーだが、「ご馳走ではないけれど、気の利いたものを」と出すようになった女将の手料理が評判となり、現在は料理教室やケータリングを行うまでに。また京料理のルーツを求めて韓国に渡り、宮廷料理を学ぶなど、料理にかける想いと情熱は筋金入り。

祇園 をちょぼ
http://gion-ochobo.jp/

初めはどんな包丁でもそれなりに切れるんです。でも高村さんの包丁は最初からよく切れるだけじゃなくて、それが長く続く。切れ味がいい分、仕込み作業も疲れにくいんですよね。加えて、砥ぎやすいのもポイントだと思います。

イベントで初めて使わせていただいた時に、これはいい! と。とても気に入ったので、現在は一式購入して愛用しています。


料理に正解、不正解はないと思うんです。お客様の記憶に残る料理を作りたい、それだけです。

分かりやすいのが、千切り野菜。よい包丁だと切ってもべちゃっとならず、シャキシャキと歯ごたえよく仕上がります。

「新米の塩むすびを焼き海苔で巻いたもの。」

こちらのインタビューは2011年に行われました。